馬連1点と同じ2頭の馬単表裏2点は、通常決着なら当たる着順の範囲が同じです。しかし、同じ予算でも当たった向きへ入れた金額が違うため、払戻は変わります。「馬単の数字が大きい」だけで選ばず、両方向の結果を並べて比べましょう。
馬連と表裏の的中範囲をそろえる

馬連A−Bは、Aが1着・Bが2着でも、逆でも的中です。馬単は着順指定なので、両方向を持つならA→BとB→Aの2点になります。JRA馬券の種類で定義を確認できます。
この比較は同着・取消のない通常決着を前提にします。どちらかが3着以下なら、馬連もその2頭の馬単表裏も対象外です。点数2倍を、そのまま的中する結果の範囲2倍とは読みません。
同じ400円で二つの着順を計算する

以下は仮想オッズです。馬連A−Bを10倍、馬単A→Bを16倍、B→Aを28倍とします。馬連へ400円、馬単は各200円を使うとします。
| 通常の結果 | 馬連400円の払戻 | 馬単各200円の払戻 |
|---|---|---|
| A→B | 4000円 | 3200円 |
| B→A | 4000円 | 5600円 |
| 両馬で1・2着を占めない | 0円 | 0円 |
A→Bなら200×16=3200円、B→Aなら200×28=5600円です。馬単の片方のオッズが馬連より高くても、同予算での払戻が両方向とも上回るとは限りません。
均等な表裏なら「馬連の2倍」が比較線

1点に入る金額を半分にした結果
馬連オッズをQ、馬単の各方向のオッズをEとすると、均等な表裏の払戻が馬連を上回る条件はE>2Qです。この例の比較線は20倍。A→Bの16倍は下、B→Aの28倍は上となります。
両方向をそれぞれ比較する必要があります。両方が20倍を超える場合でも、そのオッズが最終的に維持されるかは未確定です。確率を推測せず比べられるのは、表示時点の「その着順になった場合の払戻」です。
片方へ厚くすると比較線も変わる

同じ400円をA→Bに300円、B→Aに100円へ配分すると、払戻は4800円と2800円になります。前節の均等配分では低かったA→Bが馬連を上回り、逆向きでは下回ります。
配分は着順の見立てを追加する
どちらの向きでも同じように受けたいのか、Aが勝つ向きを重く見たいのかで設計が違います。単に高い配当が欲しいという理由で片方を厚くすると、もう片方が当たっても想定より払戻が少ない場合があります。
100円単位の丸めも検算する
総予算が300円なら、表裏へ完全に半分ずつ150円という配分はできません。200円と100円へ分けた結果を両方向で計算し、均等配分の式をそのまま使わないようにします。
期待値を比べるには着順別の確率が必要

仮にA→Bの確率をp、B→Aをqとすると、馬連の期待払戻は400×10×(p+q)、馬単均等は200×16×p+200×28×qです。pとqを同じと決める理由は、表裏を均等に買うことからは得られません。
例えば説明用にp=0.08、q=0.04と置くと、馬連480円、馬単480円で一致します。qが0.02なら馬連400円、馬単368円。これは仮定を変えた計算であり、今回の確率や利益を予測したものではありません。
期待値の基本で確率とオッズの役割を確認できます。
よくある疑問と選ぶ前の照合

馬単表裏は馬連より当たりやすい?
同じ2頭なら、通常決着で拾う1・2着の範囲は同じです。比較する金額と払戻は異なります。
片方だけ買えば予算を節約できる?
点数は減りますが、逆の着順を除外します。節約と引き換えに外す結果を明確にします。
均等払戻へ配分すれば有利?
結果ごとの払戻を近づける設計であって、利益や期待値の保証ではありません。丸めと最終オッズの変化も確認します。
馬単流しとマルチ、馬券の点数計算ツール、攻略・解説一覧へ進めます。
学んだ比較手順を、配信内容の確認へ
指数が全ての中央6コースは、各4週20,000円、メール配信です。対象となるレース、券種と配信内容を見本で比較し、ご自身が学びたい内容に合うコースをご確認ください。
相談窓口:shisuugasubete@gmail.com。料金や受付状況は現行の案内をご確認ください。
執筆:指数が全て。





コメントを残す