こんにちは、指数が全てです。馬連ボックスは、選んだn頭から異なる2頭を選ぶすべての組み合わせを買う方法で、点数はn×(n−1)÷2です。4頭なら6点、5頭なら10点、6頭なら15点。
各100円なら、それぞれ600円・1,000円・1,500円になります。
ただし、点数が分かることと、買う理由が整理できていることは別です。「どの馬も気になるから全部入れる」と、候補が1頭増えるたびに複数の組み合わせが加わります。払戻が総額を下回る組も生じるため、頭数・全組・1点の金額・組別オッズを一緒に確認しましょう。
この記事では、競馬経験はあるもののボックスの絞り方や資金の確認で迷う方に向け、馬連に範囲を絞って説明します。計算例の馬番・オッズ・予算はすべて仮想です。特定レースの推奨買い目や、実際の購入・的中実績ではありません。
最初に確認する三つの数字
候補は重複のない何頭か、組み合わせは何点か、全点を買うと合計いくらか。この三つを別々の欄に記録します。候補4頭・6点・各100円で600円が基本例です。点数は的中確率ではなく、選んだ組み合わせの数です。
目次
馬連ボックスの成立条件と馬単・ワイドの違い

馬番の二頭が一着と二着を占めれば着順は問わない
馬連は、1着と2着になる2頭を馬番号の組み合わせで当てる券種です。仮に買い目が1-5なら、1番が1着・5番が2着でも、5番が1着・1番が2着でも同じ組の的中です。紙面や画面で馬番を小さい順に並べるのは組を読みやすくするためで、左の馬が1着という指定ではありません。
一方、1番が1着・5番が3着であれば、通常の確定着順では馬連1-5は的中しません。「選んだ2頭が好走した」という評価と、1・2着の組を当てたという結果を分けます。3着以内の2頭の組を対象とするワイドと、馬連を同じ意味で結果照合しないことが大切です。
券種の成立条件や同着・返還などの扱いは、JRAの馬券のルールで確認できます。地方競馬では呼び方に「馬複」「普通馬複」などが使われることもあります。実際の発売画面で、馬番号の連勝複式を選んでいるか確認してください。
ボックスは選んだ候補の中の全組を含む
候補が1・3・5・8番の4頭なら、1-3、1-5、1-8、3-5、3-8、5-8の6点です。軸馬を1頭だけ必須にする条件はありません。たとえば3番と8番が1・2着なら、1番や5番が馬券圏外でも3-8が含まれています。候補全体の中で二頭を選ぶ構成だからです。
これは、各候補が同じ確率で走るという意味ではありません。能力や展開上の役割が異なる4頭を選ぶ場合でも、ボックスを指定すると全6組が作られます。自分は1番を特に評価しているつもりでも、3-5、3-8、5-8の3組には1番が入っていません。買い方の指定と予想の強弱を照合しましょう。
「軸を決められない」と「候補同士の組をすべて買いたい」は似ていても一致しません。軸を決められない理由が資料不足なら、全組を買っても資料が増えるわけではありません。候補を残す根拠と、どの2頭が同時に連対できるかを説明できることが、ボックスを検討する出発点です。
同じ頭数でも券種が違うと点数や条件が変わる
| 買い方 | 候補4頭の点数 | 的中に必要な着順 |
|---|---|---|
| 馬連ボックス | 6点 | 選んだ2頭が1・2着、順序不問 |
| 馬単ボックス | 12点 | 選んだ2頭の1・2着の順序まで一致 |
| ワイドボックス | 6点 | 原則として選んだ2頭が3着以内 |
| 三連複ボックス | 4点 | 選んだ3頭が1~3着、順序不問 |
馬単の4頭ボックスは12点で、馬連6点の倍です。1-3と3-1を異なる組として買うためです。馬連とワイドの点数が同じでも、的中条件や払戻は同じではありません。点数が少ない券種を選べば当たりやすくなる、という比較にもなりません。必要な入着頭数が違うことを確認します。
三連複4頭ボックスが4点なのを見て、馬連6点より簡単そうと考えるのも誤りです。三連複は3頭とも対象着順に入る必要があります。式の分母や点数だけを覚えるより、「何頭を、何着まで、順序を区別して買うのか」を先に言葉にすると混同を防げます。
馬番と人気順、枠番を別の欄に置く
「1・3・5・8」という候補は、この記事では馬番です。1番人気・3番人気・5番人気・8番人気という意味ではありません。人気順で候補を検討した場合も、購入前には正式な馬番と馬名へ置き換えます。
人気は時刻によって変わりますが、当該レースの馬番号と馬名の対応は出馬表から確認できます。
枠連は枠番号の組み合わせです。同じ枠に複数の馬が入ることがあるため、馬連4頭ボックスの全組を、枠連の4枠ボックスへそのまま置き換えることはできません。同枠の扱いも異なります。枠と馬の対応が曖昧なときは、枠連と枠単の比較から確認してください。
馬連ボックスの点数を式と全組で検算する

nを決める前に重複した馬番を取り除く
点数の式のnは、異なる候補馬の数です。メモに1・3・3・5・8と書いてあっても、候補は5頭ではなく4頭。3番が二回書かれているだけなので、重複を除いた1・3・5・8で6点と数えます。
別々の候補表から転記した場合は、馬番だけでなく馬名の一致も確認しましょう。
同じ馬同士の1-1という組は、馬連では作れません。馬連の対象は異なる2頭です。「候補4頭だから4×4で16点」と数えると、同じ馬を二回使う4組と、順序を入れ替えた重複6組まで含めてしまいます。この二種類の重複を除くと、正しい6点になります。
n×(n−1)を二で割る理由
1頭目を4頭から選ぶと、2頭目には残る3頭を選べます。順序を区別して並べると4×3=12通りです。しかし馬連では1-3と3-1が同じ1組なので、各組が必ず二回数えられています。そこで12÷2=6点。一般のn頭でも、n×(n−1)÷2で同じように求められます。
計算順は、まず頭数から1を引き、それを元の頭数に掛け、最後に2で割ります。7頭なら7×6÷2=21点です。7×7−1÷2のように括弧を省いて別の式へ変えないようにしましょう。電卓へ一度に入力するのが不安なら、7×6=42、42÷2=21と分けて確認します。
三頭から十頭までの早見表
| 候補頭数 | 計算 | 点数 | 各100円 | 各200円 |
|---|---|---|---|---|
| 2頭 | 2×1÷2 | 1点 | 100円 | 200円 |
| 3頭 | 3×2÷2 | 3点 | 300円 | 600円 |
| 4頭 | 4×3÷2 | 6点 | 600円 | 1,200円 |
| 5頭 | 5×4÷2 | 10点 | 1,000円 | 2,000円 |
| 6頭 | 6×5÷2 | 15点 | 1,500円 | 3,000円 |
| 7頭 | 7×6÷2 | 21点 | 2,100円 | 4,200円 |
| 8頭 | 8×7÷2 | 28点 | 2,800円 | 5,600円 |
| 9頭 | 9×8÷2 | 36点 | 3,600円 | 7,200円 |
| 10頭 | 10×9÷2 | 45点 | 4,500円 | 9,000円 |
この表の金額は全組を同額で買ったときの合計です。一部を厚くする場合や、別のフォーメーションを追加する場合は、その分を別に足します。また、表は点数と金額を計算したもので、頭数別の的中率や回収率の実測表ではありません。21点を買ったら21%で当たる、という読み方はできません。
10頭までの表から18頭へ広げる場合も式は同じで、18×17÷2=153点です。ただし「全頭を買えばよい」と推奨しているのではありません。全組を各100円で買うと15,300円になり、的中した1組の払戻がその支出を上回るとは限りません。点数の網羅と、支出に見合う判断を分けます。
四頭六点を重複なく一つずつ書き出す
| 最初の馬番 | 残る相手 | 作られる組 |
|---|---|---|
| 1 | 3・5・8 | 1-3、1-5、1-8 |
| 3 | 5・8 | 3-5、3-8 |
| 5 | 8 | 5-8 |
| 8 | なし | 追加なし |
小さい馬番から順に、まだ組にしていない大きい馬番だけを相手にすると、3+2+1=6点になります。8番の欄で1・3・5へ戻る必要はありません。戻ると、すでに1-8、3-8、5-8として書いた組をもう一度数えることになります。
全組一覧では、小さい馬番を左へそろえると目視で確認しやすくなります。
この書き方は、候補が連番ではなくても同じです。2・7・11・16なら2-7、2-11、2-16、7-11、7-16、11-16の6点です。頭数が同じなら点数は同じであり、馬番の数字の大きさは計算に関係しません。16番を選んだから16頭として計算しないように注意します。
独立した二つの方法で照合する
式で6点、一覧でも6組、この二つが一致すれば計算の確認が一段進みます。さらに馬券の点数計算ツールで券種を馬連、買い方をボックスにし、候補馬番を入力して全組と総額を照合できます。ツールの出力は入力内容に対する結果なので、入力した馬番の誤りまで自動的に直してくれるわけではありません。
点数だけ一致しても、組が一致していない場合があります。1・3・5・8を買うつもりで1・3・6・8を入力しても、どちらも4頭6点です。検算は「6点だから正しい」で終わらせず、候補馬番・全組一覧・対象レースの三つを比較してください。点数確認と転記確認を独立させることが大切です。
頭数の追加と予算変更を組単位で比べる

一頭増やすと何点増えるのか
4頭から5頭へ増やすと、点数は6点から10点へ増えます。増加は1点ではなく4点です。新しく加えた候補と、元からいた4頭それぞれの組が追加されるためです。5頭から6頭なら増加は5点、6頭から7頭なら6点。追加する直前の候補頭数と同じ数だけ、新しい組が作られます。
仮に1・3・5・8の4頭へ12番を追加すると、新しく買うのは1-12、3-12、5-12、8-12の4組。各100円なら追加400円です。12番を気に入った理由は一つでも、購入する組は四つになります。
「12番を残す」判断と「12番から全候補へつなぐ」判断を分けて検討しましょう。
最終候補を一頭削る場合も減る組を確認する
5頭10点から12番を削れば、12番を含む4組がなくなり、残る4頭6点になります。削除による節約400円と、拾わなくなる4組の内容を同じ表に並べると、減額の意味が具体的になります。
12番が走る可能性がゼロになったのではなく、その可能性を買い目へ含めない選択です。
候補を削るときは、単純に一番人気が低い馬を外す方法だけでは不十分です。12番が有力馬と違う展開で浮上する馬なら、少数のシナリオを消すことにもなります。反対に、複数の候補と役割が重なり、条件の裏付けも乏しいなら、残す根拠を再検討する余地があります。
二千円以内でも使い切る必要はない
仮にこのレースの上限を2,000円と決めた場合、5頭10点を各200円で買うとちょうど2,000円です。一方、4頭6点を各300円なら1,800円で、200円が残ります。金額を上限へ合わせるためだけに候補や組を追加すると、元の予想とは関係のない購入が生じます。上限は使い切る目標ではありません。
各点同額にするなら、点数で割った金額を購入単位に合わせます。上限2,000円を6点へ均等に配ろうとしても1点333円では、通常の100円単位の買い方と一致しません。各300円で1,800円にとどめる、あるいはあらかじめ決めた一部の組へ100円ずつ加えるなど、合計と配分のルールを明示します。
| 仮想の配分 | 点数 | 合計 | 上限2,000円との差 |
|---|---|---|---|
| 4頭ボックス・各100円 | 6 | 600円 | 1,400円残る |
| 4頭ボックス・各300円 | 6 | 1,800円 | 200円残る |
| 5頭ボックス・各200円 | 10 | 2,000円 | 0円 |
| 6頭ボックス・各100円 | 15 | 1,500円 | 500円残る |
どれが適切かは、候補の根拠と購入対象の違いによって変わります。同じ上限でも、4頭を厚くする方法と、6頭を薄く広げる方法では拾える結果が違います。「総額が同じだから同じ予想」ではありません。資金配分の前に、買う組の集合を確定させる順序にします。
一部の組を厚くすると点数と口数が分かれる
4頭6点を全点100円で買い、1-3へ追加200円、1-8へ追加100円とすると、異なる組は6点のままです。合計は600+200+100=900円で、100円単位の購入口数は9口。
点数6と口数9を同じ欄へ書くと、購入内容を見直すときに混乱します。
一覧に「1-3は300円、1-8は200円、残り4組は各100円」と記録すると、300+200+400=900円と別の足し算で検算できます。元のボックスと追加分を別に残すこともできますが、最終照合では同じ組をまとめた金額表があると、重複購入が意図したものか判断しやすくなります。
レース数を増やすと一日の上限も変わる
1レース600円でも、同じ買い方を10レース続ければ合計6,000円です。5頭10点・各100円なら10レースで10,000円。個々の購入画面では少額に見えても、日全体の支出は増えます。
1レースの上限と、その日に参加するレース数の上限を別に決めておきましょう。
途中で不的中が続いたことを理由に、残りのレースの1点金額を増やすと、事前に比べた予算と違う計画になります。変更するなら過去の支出を取り戻すという目的ではなく、残りの上限内で何を買うかを改めて確認する必要があります。購入しない選択も、予算を守るための選択肢です。
穴馬を加える前に候補同士の同時好走を考える

一頭ずつの評価と二頭の組の評価は同じではない
仮にAは逃げ、Bは先行、Cは差し、Dは追い込みの候補とします。Aが楽に逃げる展開を中心に見るなら、A-BとA-Cでは必要なレースの形が違うかもしれません。CとDは前の争いが強い場合に浮上する、と考えているなら、Aの逃げ切りとは異なるシナリオの組として整理できます。
ただし、逃げと追い込みだから同時に連対できない、と断定することもできません。Aが強い逃げを打ち、Cだけが追い込んで2着という結果もあり得ます。大切なのは脚質名で機械的に除外することではなく、どの条件ならその二頭が1・2着を占めるかを、具体的に説明できるかです。
四頭六組を条件表へ置く仮想例
| 組 | 想定している成立の形 | 追加で確かめること |
|---|---|---|
| A-B | 前で運ぶ二頭が粘る | 同型の主張、前半の負担 |
| A-C | Aが残り、Cが差して届く | Cの位置と進路 |
| A-D | Aの逃げ切り、Dの追い込み | Dが届く距離と隊列 |
| B-C | Aが苦しくなり二頭が浮上 | Bも消耗していないか |
| B-D | Bの粘りとDの追い込み | Bの持続力、Dの射程 |
| C-D | 前が競り合い二頭が差す | 前崩れを支える材料 |
これは実際の的中確率を割り当てた表ではありません。予想の中に含まれる条件を可視化するための仮想例です。すべての組に別のシナリオを作れるから全組を買う、という結論にもなりません。どのシナリオを重視し、どれは材料不足かまで書くと、ボックスと別の構成を比較できます。
たとえばC-Dの根拠が「荒れそう」だけなら、前の二頭が競る見込み、差す側の位置取り、馬場の観察といった説明が不足しています。反対に、A-Bだけが極端に低い配当でも、予想上その組を最も重視する場合があります。候補を選ぶ判断と、買う価格が見合うかの判断を後から合わせます。
人気薄だから一律に加える方法を避ける
人気が低い馬を1頭入れると、その馬を含む組のオッズが高くなることがあります。しかし、候補追加による支出も同時に増えます。5頭へ加える1頭には5組分の費用が必要です。その馬が2着以内へ入る根拠が見つからないままなら、高い表示配当だけが追加理由になってしまいます。
穴馬を検討する際は、近走の不振理由、今回の距離・馬場・相手関係で変わる点、想定する位置取りを整理します。過去の一度の好走だけで今回も走ると決めず、似た条件で何が再現できるかを確認してください。具体的な確認手順は穴馬の見つけ方でも整理しています。
連対候補と三着候補を混ぜない
三着なら残りそう、という評価の馬を馬連へ加えるには、1・2着に入る条件を改めて考える必要があります。「三連複の相手に入れる馬だから馬連にも」という転記は、必要な着順が変わったことを見落としやすい方法です。同じ候補表を使う場合も、馬連での役割を別の欄に書きます。
一方、三着候補として見ていた馬が、距離短縮や相手関係によって連対候補へ上がる判断はあり得ます。その場合は変更の理由を記録しましょう。券種を変えるたびに馬の評価を都合よく変えるのではなく、どの情報を追加して役割が変わったのかを、後から読み返せるようにします。
ボックスから流しへ変える意味を説明する
4頭のうちAを必須にした1頭軸流しなら、A-B、A-C、A-Dの3点です。ボックス6点と比べると、B-C、B-D、C-Dを買わなくなります。3点を節約できる代わりに、Aが3着以下だったときは、候補のBとCが1・2着でも的中しません。点数削減には、この成立条件の追加が伴います。
「Aが最も有力だから」だけでなく、Aが連対する根拠と、Aが崩れる不安を確認します。軸を置くことで予想を明確にできる場合もあれば、根拠の弱い固定をしてしまう場合もあります。買い方全体の比較はボックス・流し・フォーメーションの違いを参照してください。
組別オッズ・的中時の金額・取消を正しく扱う

当たっても総額を下回る場合を先に確認する
4頭6点を各100円で購入すると、総額は600円です。通常の一つの的中組の払戻が100円当たり450円なら、受取450円と支出600円の差はマイナス150円。的中したことは事実ですが、この仮想例で利益が出たことにはなりません。的中と、購入全体の収支は別々に照合します。
同じ6点でも、的中組の払戻が100円当たり1,200円なら、各100円の仮想購入では受取1,200円、支出600円との差は600円です。これは計算例で、現在のレースの配当や実購入額を示していません。
実際には確定した払戻と購入票を照合し、金額の単位をそろえて確認します。
全点同額なら点数が損益分岐の目安になる
通常の的中が1組で全点同額の場合、点数k、1点金額s円、的中した組のオッズをo倍とすれば、支出はk×s、払戻の概算はo×sです。両者が等しくなる目安はo=k。6点なら6.0倍、10点なら10.0倍、15点なら15.0倍となります。返還や同着がない単純な仮想条件です。
これは「6倍以上なら買えば得」という基準ではありません。その組が成立する確率を含んでいないからです。6.0倍を超える組でもほとんど成立しないと考えるなら、購入理由は別に必要です。また、発売中オッズは変わるため、表示時点の損益分岐を確定した受取金額と同一視しないようにしましょう。
| 仮想構成 | 総額 | 的中組の条件 | 払戻の計算 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| 6点・各100円 | 600円 | 4.5倍 | 100×4.5=450円 | −150円 |
| 6点・各100円 | 600円 | 12.0倍 | 100×12=1,200円 | +600円 |
| 10点・各100円 | 1,000円 | 8.0倍 | 100×8=800円 | −200円 |
| 10点・各200円 | 2,000円 | 12.0倍 | 200×12=2,400円 | +400円 |
強弱を付けた場合は組ごとに計算し直す
先ほどの6点900円の配分で、1-3を300円、1-8を200円、その他を100円としたとします。1-3が4.0倍で的中すれば仮想受取は1,200円で、総額900円との差は300円。
一方、100円しか買っていない組が8.0倍で的中すれば受取800円、差はマイナス100円です。同じ点数でも分岐は組ごとに違います。
このため、強弱を付けた買い方で「6点だから6倍以上あれば大丈夫」と判断することはできません。組ごとの購入額をs_i、全体の支出をTとすれば、単純条件での分岐はT÷s_i倍です。具体的には900÷300=3.0倍、900÷200=4.5倍、900÷100=9.0倍。配分表と併記して確認します。
馬連の複数組を同時的中と数えない
通常の単独着順では、馬連の的中する組は1着と2着の一つの組です。ボックスで6組を買っていても、3着馬との組まで馬連の的中として合算してはいけません。ワイドで複数の組が成立する場合と、馬連を混ぜて収支表を作ると、払戻を過大に集計する原因になります。
同着がある場合は成立する組や払戻の扱いが変わるため、通常の一組的中という仮定を外します。自己判断で通常オッズを掛け直さず、主催者の公式払戻に載った組と金額を使ってください。取消・除外・返還がある場合も、購入票の対象と公式情報を一組ずつ照合するのが基本です。
取消は的中ではなく返還として記録する
候補1・3・5・8の4頭6点を各100円で購入したあと、8番に関する馬連が返還の対象になった仮想例を考えます。8番を含む1-8、3-8、5-8の3点が各100円返還されれば、返還合計は300円。
残る組は1-3、1-5、3-5の3点です。返還300円を的中払戻に足して、複数券種が当たったように扱いません。
実際の取消・除外では、購入時刻や発売条件、対象式別などについて公式の案内に従う必要があります。ここでは組と金額の数え方を説明しています。レースを見ていないから取消はなかったはずと推測せず、結果表と払戻・返還情報を最後まで確認してください。
購入前後の確認表と馬連ボックスのよくある疑問

購入前は候補表と組別金額表を別々に作る
候補表には馬番・馬名・今回条件で残す理由・懸念を書き、組別金額表には二頭の組・成立の形・購入額・確認時点のオッズを記録します。この二つを分けると、馬を評価する作業と、買い目を作る作業の飛躍を見つけやすくなります。一頭を評価しただけで、全相手との組まで自動的に正当化しません。
| 確認欄 | 仮想の記入例 | 誤りを防ぐ確認 |
|---|---|---|
| 対象 | A場11R・馬連 | 開催日・競馬場・レース番号 |
| 候補 | 1・3・5・8 | 馬名との対応、重複なし |
| 構成 | 4頭ボックス | 必須の軸は置かない |
| 点数 | 6点 | 式と全組一覧が一致 |
| 金額 | 各100円・600円 | 追加購入を含めた総額 |
| 結果 | 公式払戻と購入票で照合 | 的中・返還を分離 |
購入を確定する直前は、買い方の名称だけではなく、確認画面の全組を読みます。候補4頭で6点になることを知っていても、券種を馬単にしていれば12点になり、ワイドなら的中条件が変わります。
馬番、券種、組、金額の順に声に出さず指で追うだけでも、確認の対象を一つずつ分けられます。
結果後は外した原因を二種類に分ける
候補の外から連対馬が出たなら、候補選定を振り返ります。距離適性や近走内容など、事前に確認できた材料を見落としていなかったかを確認し、後からだけ分かった事実を予想時点の知識に混ぜません。
「勝ったから次は入れる」という記録では、次に似た状況が来たときに使える条件が残りません。
候補二頭が1・2着だったのに買っていなかったなら、ボックスだと思い込んで別の構成を選んでいた、または個別入力で抜けた可能性を確認します。正しいボックスとして全組を買っていた場合、通常の着順で候補内の二頭が1・2着ならその組は含まれます。馬の評価と入力ミスを同じ反省にしないようにします。
追加の一頭が必要だったかを全組で振り返る
12番を追加して4組400円を買った場合、結果が外れたから追加は間違い、当たったから追加は正解という一回の判定では安定した検証になりません。追加前に書いた理由が今回の条件と合っていたか、その組に想定した展開があったか、他の馬との比較はどうだったかを順に見ます。
複数回の記録を集計するなら、追加した候補だけでなく追加しなかった候補の基準も固定する必要があります。印象に残った高配当だけを抜き出すと、増やした費用全体が見えなくなります。各回の支出・返還・払戻、事前に決めた採用条件をそろえてから比較し、少数の的中で一般的な優位性を決めつけないことが大切です。
馬連ボックスは何頭まで買うのがおすすめですか?
頭数だけで適切さは決まりません。4頭6点、5頭10点、6頭15点という費用の増加を確認し、候補を残す根拠と組別の成立条件を比較します。予算に収まる最大頭数まで広げる必要はなく、候補を整理できないレースは見送る選択もあります。
四頭を二組ずつに分けてもボックスですか?
4頭から全6組を買っていなければ、同じ4頭を使っていても4頭ボックスとは異なる構成です。たとえばA・BからC・DへならA-C、A-D、B-C、B-Dの4組で、A-BとC-Dは含まれません。馬番を入れたことと、必要な組が作られたことを区別します。
馬連と馬単を両方買うと同じ買い目の重複になりますか?
同じ二頭を選んでも券種が異なるため、別の馬券です。馬連1-3と馬単1→3は成立条件も払戻も異なります。資金表では券種ごとに組と金額を記録し、合計支出へ両方を含めます。片方の払戻をもう片方へ流用しません。
表示オッズが六倍なら六点買いで必ず損をしませんか?
必ずではありません。全点同額で通常の的中が一組なら6.0倍が支出と払戻の分岐の目安ですが、そもそも的中しなければ払戻はありません。オッズも締切まで変動します。強弱配分・返還・同着がある場合は、組ごとの金額と公式結果で計算し直します。
ボックスとフォーメーションの計算はどこで確認できますか?
馬券の点数計算ツールで、馬連のボックス・フォーメーション・流しを確認できます。全組と総額を自分のメモと照合してください。計算結果は購入の代行や利益の保証ではなく、入力した買い目を確認するための補助です。
次に読む解説と配信内容の比較
相手列の重複や除外条件が気になる場合は、馬連・ワイドのフォーメーションへ進むと、同じ馬を使っても含まれない組があることを確認できます。ワイドと比較する場合はワイドボックスの点数で的中条件の違いも合わせて読みましょう。
配信の買い方を比較する際は、対象レースと券種、点数、軸や相手の役割が明記されているかを確認します。コース別の配信見本を見ながら、自分で確認したい内容に合うかを検討できます。学びたいテーマを探す場合は攻略・解説記事一覧をご利用ください。
予想の根拠と買い目の役割を、配信内容で確認する
中央6コース、南関・地方3コースは各4週20,000円、メール配信です。対象レース、配信日、券種、受付状況は現在の案内ページで比較できます。学んだ手順と配信見本を照らし合わせ、自分が確認したい内容に合うコースをお選びください。
執筆:指数が全て。shisuugasubete@gmail.com本文図は独自制作です。仮想例は実配信や実購入の実績を示すものではありません。

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