馬券の買い目が重複したら何点・何円?三連複の合算と予算を検算

買い目の重複を確認をテーマにした馬と比較イメージ

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流しとボックス、二つのフォーメーション、最初の購入と追加購入を合わせると、同じ買い目が重なることがあります。このとき、異なる組み合わせの数と、各組み合わせに実際にいくら入るかを分けて確認してください。

一つのフォーメーションの内部で重複が除かれることと、別々に申し込んだ同じ組が自動的に一口へ減ることは別です。本稿では、組を照合するルール、二つの三連複案の全組、予算と返還を独立した架空例で検算します。

30秒で要点

– 照合は「日付・場・R・券種・組み合わせ」が同じかで行います。 – 馬連・三連複は順序をそろえますが、馬単・三連単の順序は保持します。 – Aが3点、Bが4点でも、共通1点なら異なる組は6種類です。

– 同じ組を別々に購入した分は、種類を増やさず金額を増やします。

目次

  1. フォーメーション内の重複と、追加購入を分ける
  2. 馬連は並べ替え、馬単は順序を残して照合する
  3. 三連複3点と4点を合わせると、異なる組は6種類
  4. 金額が違う二つの案は、組ごとに合算する
  5. 取消・返還は、種類と購入額を別々に引き直す
  6. よくある質問と、確定前に使うチェック表

フォーメーション内の重複と、追加購入を分ける

同じ組の投票用紙を虫眼鏡で照合する机と馬の模型
同じ組を重ねた分は、異なる組数ではなく金額へ反映します。

一つの指定から組を展開するとき

JRAのフォーメーション投票の説明では、購入可能な組み合わせを展開し、重複する組み合わせを除くと案内されています。三連複なら、1頭目から1、2頭目から2、3頭目から3を選ぶ場合と、1頭目から1、2頭目から3、3頭目から2を選ぶ場合は同じ1−2−3です。

この内部重複は、同じ組を二度買う指定とは区別します。同じ馬が二度入る1−1−3のような組も成立しません。列の頭数を単純に掛けただけでは点数にならない理由です。

二つの申込を合わせるとき

一方、すでに三連複1−2−3を100円購入し、別の申込でも同じ組を100円購入すれば、その組への購入額は合計200円です。種類は一つのままです。重ねる意思があるなら配分ですが、気付かず重ねたなら予算の偏りになります。

記録上は、100円を一口とする数え方を採用すると整理できます。1−2−3を300円なら「1種類・3口・300円」です。「点数」という語は申込ごとの意味でも使われるため、集計表では「異なる組数」と「購入額」を別の列へ置きます。

馬連は並べ替え、馬単は順序を残して照合する

馬連は2頭の順番を問わない
組み合わせだけでなく、レースと券種も照合キーに含めます。

馬連2−7と7−2は同じ組です。三連複も3頭を小さい馬番から並べれば比較できます。反対に、馬単2→7と7→2は1着・2着が逆なので別の組です。三連単でも着順を崩して並べ替えてはいけません。

券種入力例照合するときの扱い
馬連2−7、7−2同じ2−7にそろえる
三連複5−1−3、1−3−5同じ1−3−5にそろえる
馬単2→7、7→2別々に残す
三連単1→3→5、5→3→1別々に残す

この並べ方の統一を「正規化」と呼びます。難しい処理というより、同じものを同じ表記へ直す準備です。ただし、番号だけ一致しても、別レースや別券種は同じ買い目ではありません。三連複1−2−3と三連単1→2→3を足して「同じ組を200円」とまとめると、的中条件が失われます。

実際の台帳では「開催日/競馬場/競走番号/券種/正規化した組」をキーにします。枠連は馬番でなく枠番で管理します。枠のゾロ目などには別条件があるため、本稿の馬番を使う例をそのまま当てはめません。

三連複3点と4点を合わせると、異なる組は6種類

馬の模型・投票用紙・電卓で組み合わせと総額を確認する机
全組は本文の表に列挙しています。計算を確認するための仮想例です。

二つの案を全部書き出す

ここからは、実在レースと無関係な架空の購入設計例です。Aは三連複1頭軸1番、相手2・3・4番への流し。Bは1・2・3・5番の三連複ボックスとします。

Aは相手3頭から2頭を選ぶので、1−2−3、1−2−4、1−3−4の3点。Bは4頭から3頭を選ぶので、1−2−3、1−2−5、1−3−5、2−3−5の4点です。

正規化した組Aに含むBに含む両方100円ずつなら
1−2−3ありあり200円
1−2−4ありなし100円
1−3−4ありなし100円
1−2−5なしあり100円
1−3−5なしあり100円
2−3−5なしあり100円

両方の案に入る共通部分は1−2−3の1点です。少なくとも片方に入る全体を「和集合」、両方に入る部分を「共通部分」といいます。異なる組数は3+4−1=6種類です。AとBをそれぞれ100円ずつ申し込めば、購入は合計700円となります。

重複を除いたから予算も600円とは限らない

700円から共通組の追加100円を除き、6種類をすべて100円にそろえるなら600円です。これは購入内容を変更した案です。すでに700円で購入した記録を、後から「6点だから600円だった」と書き換えてはいけません。

反対に1−2−3を厚くする意思があって700円としたなら、重複は入力ミスではありません。ただし「異なる7点を押さえた」とは説明できません。違う結果を覆う範囲は6種類のまま、1種類の配分だけが増えています。

金額が違う二つの案は、組ごとに合算する

点数を示す用紙と金額を示す硬貨を別の箱に整理した机
共通組へ重ねた金額を合算し、購入前に予算上限と照合します。

同じAを各200円、Bを各100円にすると、Aは3×200=600円、Bは4×100=400円で、総額は1,000円です。共通の1−2−3は200+100=300円となります。

購入の設計異なる組総額1−2−3への金額
A・Bを各100円6種類700円200円
重複を除き全組100円6種類600円100円
A各200円・B各100円6種類1,000円300円

同じ6種類でも総額は異なります。予算上限が600円なら、3番目の設計を「6点だから入る」と判断することはできません。すべて均等にするのか、一部を厚くして他の組を減らすのか、購入前に全組の金額で決めます。

組み合わせの種類を増やすことと、同じ組の購入額を増やすことも、目的が違います。前者は別の結果へ対応する範囲を変え、後者は特定の結果が起きたときの金額を変えます。どちらがよいかは、的中後の払戻だけを見て決められません。

候補馬を一頭増やす費用は馬券の買い目を一頭増やすと何点増えるかが担当します。本稿のように別の案を重ねるときは、追加案の全点数ではなく、すでにある組と新しい組を分けて見ます。

取消・返還は、種類と購入額を別々に引き直す

的中の元返しと出走取消の返還を区別
三連複の架空例です。返還は的中払戻と区別し、公式の対象券で確認します。

5番が出走取消になった架空例

JRAの馬券のルールでは、馬連・馬単・ワイド・三連複・三連単について、取消・除外となった馬番を含む組み合わせが返還対象とされています。枠連には同枠馬の状況による例外があり、同じ扱いにはできません。

前の三連複例で5番が取消なら、1−2−5、1−3−5、2−3−5の3種類が返還対象です。これらはすべてBだけの組なので、今回の三つの設計では各100円、合計300円が返還されます。

設計購入総額返還額返還を差し引いた金額
A・Bを各100円700円300円400円
重複を除き全組100円600円300円300円
A各200円・B各100円1,000円300円700円

残る組はどれも1−2−3、1−2−4、1−3−4の3種類です。しかし、共通組への配分が違うため、返還後の金額は同じではありません。返還は的中払戻と別欄に置き、的中率や利益を計算する前に台帳を合わせます。

取り消しを理由に、買っていない組を足さない

公式の返還が出たからといって、購入済みの5番が別の馬へ自動で置き換わるわけではありません。再購入をする場合は別の申込として追加し、元の記録と区別します。競走中止など、出走取消とは扱いの異なる事象も、公式の案内に従ってください。

購入後に誤りへ気付いても、都合よく買い目を変更できるものではありません。日付、場、R、券種、組、金額を、申込前の確認画面と購入履歴で照合します。JRAも購入した投票券の内容を直ちに確認するよう案内しています。

よくある質問と、確定前に使うチェック表

出走・点数・金額を確認する
計算ツールの出力を、別々の申込の自動統合結果とは決めつけません。
二つのフォーメーションを入力すれば、重複は自動で消えますか?

一つの指定内部での重複除外と、別々の申込は分けて考えます。二つの案を重ねるときは、それぞれ全組へ展開し、共通組の金額を合算して確認してください。申込画面の一覧と総額を最終確認します。

同じ組を重ねて買うこと自体が悪いのですか?

意図して特定の組の金額を増やす配分なら、重複そのものは誤りではありません。ただし、異なる結果をカバーする種類数は増えません。予算上限と組ごとの金額を確かめ、意図しない増額を防ぎます。

計算ツールの点数だけで、購入総額も分かりますか?

全組が同じ金額なら点数×1点当たり金額で求められます。異なる案を別々に購入したり、金額を変えたりした場合は、組ごとの合算が必要です。馬券の点数計算ツールで各案の組を確認し、複数申込を自動統合した結果だと決めつけず購入履歴まで合わせてください。

確定前の順序は「各案を全組へ展開→券種に合う順序へ統一→同じレースの同じ組を照合→金額を合算→予算と確認画面を照合」です。的中後の計算より先に、何を何円購入する設計なのかを確定させます。専門解説の記事一覧では、追加費用や買い目の記録方法も確認できます。

学んだ比較手順を、配信内容の確認へ

指数が全ての中央6コースは、各4週20,000円、メール配信です。対象となるレース、券種と配信内容を見本で比較し、ご自身が学びたい内容に合うコースをご確認ください。

相談窓口:shisuugasubete@gmail.com。料金や受付状況は現行の案内をご確認ください。

執筆:指数が全て。本文の仮想例は、実際の配信・購入・的中成績を示すものではありません。

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