競馬の同着で馬券はどうなる?1着・2着・3着同着の的中組と払戻を検算

同着の馬券を検算の解説用イメージ。テーマ:的中する組と払戻を整理。

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競馬で同着が発生すると、同じレースでも券種によって的中する組み合わせの数が変わります。特に間違えやすいのが、三着同着の二頭同士のワイドと、三連複の三頭の選び方です。同着馬を全部含めれば当たり、という扱いにはなりません。

この記事はJRAの公式取扱を基に、一着・二着・三着で二頭が同着した場合を別々に整理します。文字A・B・C・Dによる仮想例では、ほかに同着や取消がなく、通常の三着払いの条件を想定します。実際の照合は、その開催の公式確定着順と払戻を優先してください。本文の計算は購入実績や的中報告ではありません。

目次

  1. 同着を読む前に順位と券種の条件を確認する
  2. 二頭が一着同着なら馬単と三連単はどうなるか
  3. 二頭が二着同着なら三連複とワイドをどう照合するか
  4. 二頭が三着同着なら外れる組はどれか
  5. 払戻はなぜ単純な半額にならないのか
  6. FAQと自分の買い目を照合する実務手順

同着を読む前に順位と券種の条件を確認する

確定順位と買った組を分ける。確定結果:同着した順位と馬番を転記。公式の的中組:券種ごとに全組を列挙。購入原本:自分が買った組との一致を確認。候補の印や下書きだけでは、馬券の的中を判定できません。
独自制作の説明図。本文の仮想例を図示しています。

同着の次の順位は人数を飛ばして表示される

二頭が一着同着なら、次に到達した馬は三着です。二頭が二着同着なら、次の馬は四着になります。この順位を、見た目の到達順だけで一着・二着・三着へ並べ直すと、馬券の的中条件を取り違えます。まず公式の確定着順をそのまま転記します。

同着では、写真や速報の並びから自分で順位を決めません。審議や確定前の表示を払戻の根拠にせず、確定結果と券種ごとの払戻欄を読みます。馬番と枠番も別ですから、馬連の番号を枠連へそのまま転用しないようにします。

JRAの馬券のルールには、同着の的中条件に関する説明があります。三着同着の馬同士のワイドや、それらを同時に含む三連複・三連単が的中しない点も、券種の条件と合わせて確認できます。以下は、その条件を自分の買い目と照合するための独自の整理です。

券種基本の指定同着でも変わらない確認
単勝一着の馬公式で一着になった馬か
馬連一着と二着の二頭、順不同公式の的中組にある二頭か
馬単一着と二着を順に指定順序を含めて一致するか
ワイド対象の二頭、順不同三着同士の同着を含むか
三連複対象の三頭、順不同公式の的中する三頭がそろうか
三連単対象の三頭を順に指定有効な着順の組に一致するか

候補の印と購入した組を分ける

予想の◎や相手候補が上位へ来ても、それだけで馬券の的中とは言えません。馬券は券種、組み合わせ、順序、金額を指定しています。候補一覧に三頭が載っていても、その三頭を含む組を買っていなければ、その組の的中にはなりません。

同着では有効な的中組が複数になるため、候補の中に同着馬がいたという確認だけで終えないことが大切です。購入した全組と、公式の全的中組を別々に列挙し、両方に共通する組を取り出します。これを本文では照合と呼びます。

仮想の三連単A→B・C→Dというフォーメーションは、A→B→DとA→C→Dの二組です。BとCが二着同着なら、的中に必要なのはA→B→CまたはA→C→Bです。Dを含む二組は一致しません。JRAの同着のよくある質問でも、この種類の取り違えを確認できます。

本文の記号と範囲を先に決める

A・Bなどは仮想の馬で、実在馬の名前や馬番ではありません。「A→B」は順序あり、「A–B」は順不同の組を表します。同着のケースごとに順位を設定し直すため、別章のA馬と同じ実績を持つ馬という意味ではありません。

複勝は発売時の頭数などで対象着順の範囲が変わるため、本文の例は三着までが対象のケースへ限定します。二着払いの競走などに、そのまま同じ表を使わないようにします。実際の発売条件と公式払戻の確認が必要です。

二頭が一着同着なら馬単と三連単はどうなるか

一着同着:A・Bが一着、Cが三着。券種:的中組の仮想例。馬連:A–B。馬単:A→B / B→A。三連複:A–B–C。三連単:A→B→C / B→A→C。同着でないCの順位まで自由に入れ替えるものではありません。
独自制作の説明図。本文の仮想例を図示しています。

AとBが一着、Cが三着のケース

仮想の確定着順を、一着同着A・B、三着C、四着Dとします。二着という順位の馬は表示されませんが、馬連や馬単の的中条件が消えるわけではありません。公式の取扱に従い、一着同着の二頭を組み合わせたものを確認します。

単勝はAとBの両方が的中対象です。馬連はA–B、馬単はA→BとB→Aの二組になります。馬連A–Cや馬単A→Cは、Cが三着のこの例では一致しません。一着馬を一頭含むだけで二頭券種の的中にはならないことが分かります。

券種仮想の的中組組数
単勝A、B2頭
複勝、三着払いの例A、B、C3頭
馬連A–B1組
馬単A→B、B→A2組
ワイドA–B、A–C、B–C3組
三連複A–B–C1組
三連単A→B→C、B→A→C2組

三連単を一着固定していた場合

購入がA→B→Cの一組なら、その一組が的中対象です。B→A→Cも公式の的中組ですが、購入していなければその払戻は受け取れません。二組の的中が発生したことと、自分が二組を買っていることを分けます。

購入がA→C→Bなら、同じ三頭を含んでいても順序が一致しません。Bは一着同着であり、Cが二着になるように並べ替えることはできません。三連複では同じ三頭なら順不同ですが、三連単ではこの差が結果を変えます。

仮想の購入台帳に、A→B→Cを100円、B→A→Cを200円と記録していたなら、各組の公式払戻へそれぞれ一口、二口を掛けます。二組の払戻が同じになるとは限りません。合計の入金額を出す前に、組別の金額を残します。

一着同着でも三着までの全順列にはならない

A・B・Cの三頭が上位だからといって、三連単の6通りすべてが的中するわけではありません。Cはこの例では三着です。C→A→Bなど、Cを一着へ置く順序は一致しません。位置が同着なのはAとBだけであり、Cまで入れ替える理由はありません。

三頭ボックスで6点買っていた場合は、そのうち二組が一致し、残り四組は一致しません。購入の範囲が広いことと、全点が的中することは別です。同着の例を検算する際には、買った点数、的中した点数、的中しなかった点数を別々に数えます。

一着同着の照合の順番

一着同着の二頭を先に確定し、次の三着馬を確認します。順序のある券種では、一着同着の二頭の入れ替えと、三着馬の位置を分けて列挙します。同着でない馬まで自由に並べ替えないことがポイントです。

二頭が二着同着なら三連複とワイドをどう照合するか

二着同着:A一着、B・Cが二着。券種:的中組の仮想例。馬連:A–B / A–C。ワイド:A–B / A–C / B–C。三連複:A–B–C。三連単:A→B→C / A→C→B。Dが四着なら、Dを含む三連複や三連単を的中へ加えません。
独自制作の説明図。本文の仮想例を図示しています。

Aが一着、BとCが二着のケース

仮想の確定着順を、一着A、二着同着B・C、四着Dとします。馬連はA–BとA–C、馬単はA→BとA→Cが的中対象です。一着がAである点は変わらないため、B→AやC→Aは一致しません。

ワイドはA–B、A–C、B–Cの三組です。この二着同着の例ではBとC同士の組も対象になります。次章の三着同着では、同着馬同士の扱いが変わるため、二着と三着を同じ表で処理しないことが必要です。

券種仮想の的中組間違えやすい組
馬連A–B、A–CB–Cは対象外
馬単A→B、A→CB→A、C→Aは対象外
ワイドA–B、A–C、B–CDを含む組は対象外
三連複A–B–CA–B–Dは対象外
三連単A→B→C、A→C→BA→B→Dは対象外

二着同着は三着候補を広げる理由ではない

BとCが二着同着の場合、次のDは四着です。BとCのどちらかを二着とし、Dを三着へ繰り上げて三連複A–B–Dなどを的中にすることはできません。確定着順のDを、買い目に合わせて三着扱いしないようにします。

三連単のフォーメーションで、一着A、二着B・C、三着Dとしていた場合、候補にA・B・Cが含まれていても、二着同着の両馬を二着と三着へ配した組は買っていません。列ごとの候補を全組へ展開して初めて、照合ができます。

逆に、A一着固定で二着と三着へB・Cを入れていたなら、A→B→CとA→C→Bの二組が購入範囲になります。二着欄だけに同着馬が入っている場合との違いは、三着欄の指定です。候補名だけの比較では見えない差です。

実例は2025年関屋記念の公式払戻で確認できる

2025年関屋記念のJRA公式結果では、14番が一着、1番と11番が二着同着です。公式払戻は、馬連1–14が3,620円、11–14が760円と異なります。同じレースの同着でも、組ごとの払戻は一致しません。

同レースの三連複1–11–14は12,750円、三連単14→1→11は39,780円、14→11→1は24,760円です。いずれも100円当たりの公式払戻です。実際の購入や当サイトの的中を示すものではなく、公式の的中組と組別金額を読む実例として掲載しています。

この例を自分の台帳へ移すなら、券種、組、100円当たり払戻を一行ずつ書き、別欄の実購入額と照合します。片方の馬連の金額を、もう片方にも掛けないようにします。高い方の払戻だけを、購入していない組へ付けることもできません。

二頭が三着同着なら外れる組はどれか

三着同着:C・D同士は対象外。ワイド:C–Dは対象外:A–B、A–C、A–D、B–C、B–D。三連複:的中は2組:A–B–C / A–B–D。仮想の確定結果:A一着、B二着、CとDが三着同着。JRAの取扱に基づく説明。
独自制作の説明図。本文の仮想例を図示しています。

A一着、B二着、CとDが三着のケース

仮想の確定着順を、一着A、二着B、三着同着C・Dとします。馬連と馬単は一着と二着の組なので、それぞれA–B、A→Bです。三着同着を理由に、A–CやA→Dなどが馬連や馬単の的中へ加わるわけではありません。

三着払いの複勝ではA・B・C・Dが対象になる例ですが、ワイドは上位の四頭の全組6通りにはなりません。C–Dという三着同士の組は対象外です。上位四頭のボックスを買っていた場合も、全点的中と数えないようにします。

券種仮想の的中組組数
馬連A–B1組
馬単A→B1組
ワイドA–B、A–C、A–D、B–C、B–D5組
三連複A–B–C、A–B–D2組
三連単A→B→C、A→B→D2組

三着同士のワイドが外れる点を先に確認する

四頭とも公式の着順では三着以内に見えるため、ワイドC–Dも的中と考えやすい場面です。しかし、JRAの取扱では、三着同着の馬同士の組は的中しません。この例ではAまたはBを含む五組が対象になり、C–Dを除きます。

購入台帳にワイドA–C、A–D、C–Dが各100円あるなら、前二組が照合対象で、C–Dは対象外です。買った3点のうち2点が的中する例になります。払戻合計は、二組の公式払戻を足して求め、3点すべてへ平均払戻を掛けないようにします。

同着の可能性を理由に、ワイドの全組へ均等な利益が生じると考えることもできません。同着が確定する前には結果も払戻も分からず、確定後には買っていない組を追加できません。この記事の列挙は、結果の照合を正しくするためのものです。

三連複でもCとDを同時に含む組は外れる

三連複A–C–DやB–C–Dは、この例では的中しません。一着Aと二着Bを含み、三着のCまたはDのどちらかを含む二組が対象です。四頭の三連複ボックスなら4点のうち、A–B–CとA–B–Dの2点が一致します。

三連単でも一着A、二着Bという順序が必要です。A→C→Dは、Cを二着へ置いているため一致しません。三着同着の二頭のどちらかを三着へ置くことと、両方を二着・三着へ並べることは別です。

三着同着で最初に除く組

ワイドC–D、三連複A–C–D・B–C–Dなど、三着同着の二頭を同時に使う組を確認します。「同着馬は全部当たり」という覚え方をせず、公式の券種別的中組を先に列挙してから自分の購入範囲と合わせます。

四頭ボックスの購入点数と的中点数を比べる

A・B・C・Dの四頭をボックスで買った場合の確認表です。各ケースの確定順位は本文の設定を使い、点数は異なる組の数を数えます。購入点数は同じでも、同着する順位によって一致する組数が変わります。

四頭ボックス購入点数一着同着の例二着同着の例三着同着の例
馬連6点1点一致2点一致1点一致
馬単12点2点一致2点一致1点一致
ワイド6点3点一致3点一致5点一致
三連複4点1点一致1点一致2点一致
三連単24点2点一致2点一致2点一致

これは同着が起きる確率や、ボックスの有利さを示す表ではありません。的中点数が多くても、組別の払戻と総購入額によって差額は変わります。照合の点数を確認した後に、金額の計算へ進みます。

払戻はなぜ単純な半額にならないのか

同着でも一口の払戻は異なる。仮想の単勝:A:B。的中売上:1万円:2万円。払戻総額:3.6万円:4.4万円。100円口数:100口:200口。一口払戻:360円:220円。不的中売上7万円、的中2組、率80%の仮想計算。公式の実払戻ではありません。
独自制作の説明図。本文の仮想例を図示しています。

最終オッズと確定払戻を区別する

JRAの最終オッズと払戻に関する説明では、通常の最終オッズは的中する馬や組が一つの場合を前提とし、同着時の払戻は異なる場合があると案内されています。表示されていた単勝オッズを二で割れば必ず確定払戻になる、という扱いではありません。

組ごとの売上と、的中しなかった馬券の売上などによって計算されるため、同着した二頭の払戻が同じとは限りません。二着同着の馬連も、どの組を買ったかで公式払戻が異なります。最終オッズの印象より、確定した券種別の払戻表を使います。

公式の式を小さな仮想台帳で検算する

JRAの払戻金の計算方法には、払戻対象総額の式が示されています。WIN5以外の説明では、的中した組の売上をW、不的中分の売上をD、的中組数をP、設定払戻率をRとして、組別に(W+D÷P)×Rと読みます。Wは組ごとに異なります。

仮想の単勝でAとBが一着同着とします。Aの売上Wを10,000円、Bを20,000円、ほかの不的中分Dを70,000円、的中組数Pを2、単勝の設定払戻率Rを0.8とします。合計売上は100,000円です。実際のレースではなく、式の構造を示すための丸い数値です。

仮想の計算欄Aの単勝Bの単勝
的中組ごとの売上W10,000円20,000円
不的中分の配分D÷P35,000円35,000円
払戻対象総額45,000×0.8=36,000円55,000×0.8=44,000円
100円口数100口200口
100円当たりの仮想払戻360円220円

Aは36,000円を100口で分けて360円、Bは44,000円を200口で分けて220円です。同着でも一口当たりの金額が違います。総額は36,000+44,000=80,000円で、仮想売上100,000円の80%になり、計算も一致します。

この例は、通常オッズを半分にする計算ではありません。また、他券種の設定払戻率や、実際の端数処理・特別な取扱まで一つの例で再現するものでもありません。実際の受取額を確定する際は、自分で売上を推定して計算せず、公式払戻を使います。

購入額と利益は公式払戻とは別の欄へ置く

100円当たりの公式払戻は、実際の購入額や利益ではありません。仮想の的中組の払戻が1,200円で、購入が300円なら、三口分の受取額は3,600円です。レース全体の購入総額が5,000円なら、差額はマイナス1,400円になります。一組の的中と全体の損益は別です。

同着で複数組が当たった場合も、的中組ごとに購入額を掛け、受取額を合算します。その後、返還があれば返還分を別に記録し、総購入額と区別します。返還を的中払戻へ混ぜると、的中の点数や払戻の実績を誤って説明することになります。

仮想のワイド台帳を一行ずつ計算する

確定結果がA一着、B二着、CとDが三着同着だったとします。購入したのはワイドA–Bを200円、A–Cを100円、A–Dを100円、C–Dを300円、A–Eを300円で、合計1,000円です。買った組は5点、100円口数では10口です。ここからはすべて架空の照合練習で、実際の払戻や成績ではありません。

説明用の100円当たり払戻をA–Bは250円、A–Cは400円、A–Dは600円と設定します。購入額が200円のA–Bは二口なので500円、残る二組は一口ずつで400円と600円です。C–Dは三着同士のため対象外、A–Eも的中組へありません。購入額が大きくても、対象外の組へ払戻は加えません。

仮想の購入組購入額100円口数照合仮想の受取額
A–B200円2口一致250×2=500円
A–C100円1口一致400円
A–D100円1口一致600円
C–D300円3口三着同士で対象外0円
A–E300円3口対象外0円
合計1,000円10口的中3点1,500円

公式のワイドの的中組はこの例で5組ですが、購入台帳と一致したのは3組です。「ワイド5組的中」という説明にすると、買っていないB–CとB–Dまで含めてしまいます。的中点数、購入口数、公式の的中組数を別々に数える必要があることを、この台帳で確認できます。

仮想の差額を求めるなら、受取額1,500円から総購入額1,000円を引いて500円です。ただし、別の券種も買っていた場合には、その購入額と受取額も含めなければ、レース全体の差額にはなりません。この一つの台帳だけから、全体の利益や回収率を説明しないようにします。

重複した購入は点数と金額を分けてまとめる

同じA–Bを、最初に100円、追加で200円買っていた場合、買い目の種類としては同じ1点、購入額は合計300円です。二つの購入行が的中しても、異なる2点が的中したとは数えません。台帳では原本の行を残したまま、組別の集計欄で金額を合算できます。

順不同の馬連A–BとB–Aは、同じ組を指します。一方、馬単A→BとB→Aは異なる組です。表記の順をそろえて重複を除く処理を、すべての券種へ同じように適用しないことが必要です。三連複は三頭を順不同で照合し、三連単は三つの位置を保ったまま照合します。

フォーメーションでも、同じ組が複数の列の展開から現れる場合があります。組み合わせとしての重複と、実際に重ねて購入した金額を分けます。重複して表示されたから複数回買ったと推測することも、重複を消したから実際の購入額まで一口へ戻すことも避けます。

この区別ができると、一着同着で馬単A→BとB→Aが両方当たった場合にも、異なる二組の的中として正しく残せます。片方だけを複数口買っていた場合とは台帳が違います。同じ総受取額になっても、どの組が一致したかを残しておくことで、後から検算できます。

FAQと自分の買い目を照合する実務手順

照合台帳の金額は別欄へ。公式払戻:組別の100円当たりを転記。受取額:組別の購入口数を掛ける。差額と返還:購入総額・返還を別に記録する。公式払戻、実際の受取額、利益を同じ数字として説明しません。
独自制作の説明図。本文の仮想例を図示しています。

四つの資料を一つずつ照合する

最初に確定着順、次に券種別の公式的中組、次に実際の購入組と金額、最後に公式払戻をそろえます。予想の候補一覧や途中の下書きを購入台帳の代わりにしません。配信実績を確認する場合も、発走前の最終版と買い目を固定して照合します。

同着馬の番号を転記した後は、馬番と枠番の取り違え、三連単の矢印の向き、同じ組の重複行を確認します。重複して購入した金額は合算できますが、同じ的中組を別の組として数えないようにします。点数と口数は区別します。

台帳の欄記入する内容避ける取り違え
確定結果開催日、場、R、順位、馬番速報のまま確定とする
購入原本券種、全組、組別金額候補の印だけで的中とする
照合結果共通する組の一覧未購入の的中組を含める
公式払戻組別、100円当たり高い方の払戻を他の組へ付ける
受取計算購入口数を掛けた額公式払戻を利益と呼ぶ
返還対象組と金額返還を的中へ加える

組み合わせツールと公式結果の役割を分ける

列ごとの候補を全組へ展開する基本は、三連単フォーメーションの解説で確認できます。一着二着だけの入れ替えと全着順のマルチを区別してから、同着の的中組と照合します。

馬券の点数計算ツールは、入力した候補から全組み合わせと点数を確認する際に使えます。三連単の一着二着だけの入れ替えと、全着順マルチは範囲が違うため、どちらを指定したかも確認します。ツールの一覧を公式の的中組と照合します。

ツールが表示する組み合わせは、同着時の公式払戻の代わりではありません。また、枠の券種には同枠の取扱など独自の条件があるため、この記事の馬番による例をそのまま枠番へ置き換えません。今回使った券種の発売条件と、主催者の公式取扱を確認します。

照合できない原本がある場合には、購入したと推測せず未確認として分けます。結果から買い目を再構成して過去の的中とすることはできません。確認できた組だけを記録することで、後から資料が見つかった場合にも重複や付け替えを防げます。

複勝の対象範囲と複雑な同着を保留する

本文の複勝の例は、三着までが払戻対象のケースです。二着払いの競走で三着同着が発生しても、その二頭をこの記事の三着払いの表を使って対象へ追加しません。発売時の条件と公式払戻を確認し、対象となる順位の範囲を最初の欄へ記録します。

一着同着と三着同着が同時にある場合、三頭以上が同じ順位になる場合などは、本文の二頭同着一か所だけの表では処理しません。公式の券種別的中組をそのまま転記して照合します。単純な例から規則を推測して、複雑なケースの払戻を独自に確定しないようにします。

枠連では二頭の馬番が違っても同じ枠に入る場合があり、馬連の組数と一致しないことがあります。この記事のA・Bを枠番号へ読み替えるだけでは、発売条件や同枠の取扱を反映できません。枠の券種を買った場合には、馬番による確定結果と枠番の公式払戻を別々に保存します。

地方競馬で照合する場合も、その主催者の公式結果と取扱を確認します。JRAの例を参考にできる部分があっても、発売券種や条件まで同じと決めないことが大切です。特に、発売されていない券種や、その競走では対象外の買い方を、計算上の組み合わせだけで存在する馬券として扱わないようにします。

原本が一部しか残っていないときは、確認できた購入だけを記録し、残りを不明の欄へ置きます。不明な金額を0円と入れると、購入総額や差額が確定したように見えてしまいます。金額が取得できない状態と、購入しなかったことが確認できた0円は、台帳でも別の状態です。

後から原本が見つかったら、同じ開催日・競馬場・レース・券種・組がすでに記録されていないかを確認して更新します。同じ的中を二度追加すると、合計額が増えてしまいます。照合の日時と、どの資料で確定したかを残せば、更新の理由を追えるようになります。

三着同着の二頭同士のワイドは当たりますか?

JRAの取扱では的中しません。A一着、B二着、CとDが三着同着なら、C–Dは対象外です。AやBと組み合わせた五組を確認し、自分が実際に買った組との一致を調べます。

二着同着なら四着馬を三着へ繰り上げますか?

そのように買い目へ合わせて順位を変えません。A一着、BとCが二着同着、D四着なら、三連複はA–B–C、三連単はA→B→CとA→C→Bです。Dを含めた組は、この例の的中組にはなりません。

同着の払戻は最終オッズの半額ですか?

単純な半額とは限りません。組ごとの売上や的中組数などによって計算され、同着した組でも払戻が異なることがあります。実際の照合では公式の確定払戻を使い、表示オッズから受取額を確定しないようにします。

同じ三頭が候補にあれば三連単の的中ですか?

候補名だけでは判断できません。実際に指定した着順の組へ展開し、公式の的中組と一致するかを確認します。同じ三頭でも順序が違えば一致しない場合があり、途中の案と発走前の最終版も区別する必要があります。

券種の基礎や点数の考え方は専門解説の記事一覧へ、配信で買い目をどう示すかはコース別の配信見本へ進めます。確定順位、購入した組、公式払戻を別々に固定し、同着でも一行ずつ再計算できる台帳として活用してください。

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指数が全ての中央6コースは、各4週20,000円、メール配信です。対象となるレース、券種と配信内容を見本で比較し、ご自身が学びたい内容に合うコースをご確認ください。

相談窓口:shisuugasubete@gmail.com。料金や受付状況は現行の案内をご確認ください。

執筆:指数が全て。本文の図は独自制作の説明図です。本文の仮想例は、実際の配信・購入・的中成績を示すものではありません。

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